1月24日(土)の振り返り
今回の教室に参加された方々は、前回ほど「体調が良い」という感じではありませんでした。
休み明けで日常にもどり、いつもの疲れが体に出てきているように見えました。
前回は調子良かった方も、首・肩・腰がやや固くなっている印象でした。
そうした状態を見て、今回取り組んだ(2-3)叉腰旋転は、まさに良いタイミングの動作だったと思います。
【動作指導】
今回取り組んだ動作は
(2-3)叉腰旋転(チャヤオジュアンズアン)
日本語では「腰の回転」という意味になります。
「叉腰旋転」の意味
・叉=交差する、分かれる
・腰=こし、身体の要
・旋=まわる、円を描くように動く
・転=回る、向きを変える
〇叉腰=腰に手を当てる姿勢
〇旋転=円を描くように回転する
直訳すると
「腰に手を当て、円を描くように腰を回転させる」
という動作になります。
【準備姿勢】
・両足を肩幅に開き、つま先を正面に向けて立つ
・両手は親指を前に向け、腰(腎兪)に置く
【動作の順序】
G1~G4:
両手で骨盤を押すようにしながら
腰を左(G1)→前(G2)→右(G3)→後ろ(G4)の順で1回転させます。
G5~G8:
G1~G4の動作を繰り返して行います。
G1’~G8’:
G1~G8の動作(回転)を逆にして行う
右(G1’・G5’)→前(G2’・G6’)→左(G3’・G7’)→後ろ(G4’~G8’)
※G1~G8・G1’~G8’は「練功十八法 音楽号令1~8」という意味
〇動作中の感覚
腰に、はっきりとした引っ張られるような感覚(心地よい張り=酸脹感)を感じることがある
【動作のポイント・注意点】
・動作中、腰(へそ)が左右を向かないように注意する
※腰が固いと起こりやすい
・正面を向いたまま腰を回転させる
・頭の中心(軸)がふらふらしないようにする
※これも腰が固いと起こりやすい
・腰を回すときに膝が曲がらないように注意する
・腰が後ろにある位置では、肩肘の力を抜いて下げる
【適応症】
1.現在の(2-3)叉腰旋転を確認したあと、モウバンゴンを行い再度(2-3)を行う
→脚の柔軟性を高めることで、動作がどう変わるかを感じてもらいました。
2.足指・足首回しを行ったあとに(2-3)を行う
→1.と同じ意図で行いました。
3.馬歩を「7秒かけて下げ、7秒かけてあげる」を5セット行い、そのあと(2-3)を行う
→下肢の関節や筋肉の動きを意識することで(2-3)がどう変わるかを体感してもらいました。
4.中丹田・下丹田呼吸を行い、肩・股関節・首~肘へのタッチを行ったあとに(2-3)を行う
→自分の中心軸を感じたあとで(2-3)が、どう変わるかを体感してもらいました。
〇まとめ
今回の教室で行った(2-3)叉腰旋転は、注意点の多い、なかなか難しい動作です。
頭が動いてしまったり、肩や肘の力を抜き忘れたり、膝が曲がってしまったり、つま先が開いてしまったり…
本当にいろいろなことが起こります。
しかし、注意点が多いということは
今の自分の状態を知るチャンスが”たくさん”あるということでもあります。
すべてを一度に直そうとせず、1つずつ丁寧に向き合ってみてください。
1つ1つと向き合うことで「今の自分の体」が自然と見えてくると思います。