

〇教室の振り返り
今回の教室ではそれぞれの体の歪みと(3-3)俯蹲伸腿との関係を見ながら教室を進めて行きました。
(3-3)俯蹲伸腿は、行う人の身体の状態がもっとも動作に表れやすい動作だと考えます。
下肢の関節の昔のケガや体幹の歪みがあると、そのまま動作に表れましたよね。
【動作指導】
今回取り組んだ動作は
(3-3)俯蹲伸腿(フウトンシエントエイ)
日本語では「膝を屈伸させ下肢をのばす」という意味になります。
「俯蹲伸腿」の意味
俯=前にかがむ、身体を前へ伏せる、視線を下に向ける
蹲=しゃがむ、膝を曲げて低くなる、身体を沈める
伸=のばす、広げる、引き延ばす
腿=太もも、脚
〇俯蹲=前かがみになってしゃがむ、身体を低く沈める
〇伸腿=脚を伸ばす、下肢を伸展させる
◎俯蹲伸腿
直訳すると「しゃがみ込みながら脚を伸ばす」または「体を沈めて脚を伸展するになります。
特徴として「沈む」と「伸ばす」が同時に存在する動作
【準備姿勢】
・両足をそろえて、つま先を正面に向けて立つ
・両手は自然にたらす
【動作の順序】
G1:両足を伸ばしたまま、上体を前に倒し両手を膝にあてる。(顔は斜め前方を向いている)
G2:手を膝にあてたまま、膝を曲げてしゃがみ込む。(指先は向かい合わせになる)
G3:左手を下にして両手を足の甲の上で重ねて置き、そのまま腰を上げて脚をまっすぐに伸ばして行く
G4:両手のひらを向かい合わせにし、上体を起こして準備姿勢にもどる。
G5~G8:G1~G4と同じ動作を行う、ただし足の甲の上で重ねる手は右手を下にする
※G1~G8は音楽号令1~8という意味
〇動作中の感覚
太もも・膝関節・ふくらはぎ・アキレス腱に気持ち良い伸ばされる感覚(酸脹感)がある
【動作のポイント・注意点】
・上体を前に倒すときや脚を伸ばすときに膝を曲げないようにする
・準備姿勢にもどるときに手が脚に触らないようにして自然にもどす
・血圧の高い人はG3の動作のときに顔を正面に向けるように意識してゆっくりと立ち上がるように注意して行う
【適応症】
・坐骨神経痛
・足腰の痛み、だるさ、冷え症
・股関節、膝関節の衰え
【教室での取り組み】
①(3-3)の動作途中で止めて動作の状態を見る、1つは体を前に倒して動作時の歪みを見る
2つめは前に倒して膝に手を置き臀部を下ろして行く臀部の歪みを見る
今回は1つの動作を分けて(3-3)の状態を見て行きました。
②足指・足首まわし&脚のセルフマッサージをしてから(3-3)を2つに分けて変化したかを確認する
③馬歩を7秒掛けて下ろし、7秒掛けて元に戻るを5回してから(3-3)を2つに分けて変化したかを確認する
④肩関節・股関節・首~肘の距離を他人にタッチしてもらい覚えてから(3-3)を2つに分けて変化したかを確認する
⑤丹田呼吸で下丹田が意識できるようになってから(3-3)を行い、やり易さが変化したかを確認する
〇取り組みの意図
・今回は動作の流れで見ることが難しいと感じられたので1つの動作を分けてみました。
・②は脚関節の柔軟性が(3-3)に関係しているかを見るために行いました。
・③は脚力が付くことで(3-3)が変化するかを見るために行いました。
・④は体幹の歪み、無駄な力が(3-3)に影響があるのかを見るために行いました。
・⑤自分の体の中心をより意識できることで(3-3)が変化するのかを見ました。
〇まとめ
(3-3)という動作は冒頭に述べたように、体の状態(日常の使い方)が反映される動作だと思います。
膝や足首などは以前にケガをしたところであっても動作に、そのことが表れます。
日常長い時間座っていることで背中に歪みがある人、腰が固い人も、そのことが動作に表れます。
その表れは体を“前に倒す”ときと“しゃがむ”ときに表れやすいので、そこはできなくてもよいので
ゆっくりとやるようにして感じて行ってみてください。
あと臀部から脚の後ろ側を伸ばされること感じるようにしてください。
形は出来なくてもよいので、感じることは忘れないようにしてください。