

〇教室の振り返り
今回の教室は久し振りに参加者が多かったこともあり、私自身が少し余裕を持てず、
落ち着きのない進行になってしまったように感じています。
1回目の録画した馬歩を説明し忘れて申し訳ありませんでしたm(_ _)m
前回の教室が人数が少なかったことと重要な動作だったということもあり
前回の教室で指導した(3-4)扶膝托掌と今回の教室で予定していた(3-5)胸前抱膝を並行して行いました。
2動作に共通する身体の使い方や感覚を体感できたしょうか。
【動作指導】
今回取り組んだ動作は
(3-5)胸前抱膝(シオンチエンパオシ)
日本語では「胸の前で膝を抱く」という意味になります。
「胸前抱膝」の意味
胸=むね、胸部
前=前、前方、身体の正面
抱=抱く、かかえる
膝=ひざ、膝関節
〇胸前=胸の前、身体の正面の胸部あたり
〇抱膝=膝を抱える、膝を腕で包むように支える
◎胸前抱膝
直訳すると「胸の前で膝を抱える」という意味になります。
“膝を持ち上げ腕で抱えて胸の前に引き寄せる”ということを表しています。
【準備姿勢】
両足を揃えてつま先を正面にして立つ。
両手は自然にたらす。
【動作の順序】
G1:左足を前に一歩踏み出し、右踵を上げる。
手のひらを向かい合わせにして両腕を正面から上にあげる。
同時に胸を張り、顔を上に向ける。
G2:両腕を身体の両側からおろしながら右膝を上げて行き両手で胸の前でしっかり抱える。
抱える手は右手が下になり正面を向く
G3:右足を元の位置へ戻しながら両手をG1と同じように上げて行きG1の姿勢にもどる。
G4:準備姿勢にもどる。
G5~G8:G1~G4を左右逆にして行う。
※G1~G8は音楽号令1~8という意味
〇動作中の感覚
膝を抱えている方の臀部に気持ちの良い引っ張らる感覚(酸脹感)がある。
抱えている脚の大腿四頭筋・膝にも心地の良い痛み(酸脹感)がある。
【動作のポイント・注意点】
足を一歩踏み出すとき、出し過ぎないようにする。
重心をしっかりと前足にかける。
両腕を正面から上にあげるとき、手のひらを向かい合わせにして肘をまっすぐ伸ばす。
膝を抱えるとき“膝を曲げない”“腰を丸めない”“上体を歪ませない”ように注意する。
【適応症】
・臀部、脚の重だるい痛み
・脚の屈伸機能の障害
【教室での取り組み】
① (3-4)の練習と今の(3-4)を確認する
② (3-5)の確認(足幅重視)
③ 前後の歩法を行い(3-5)の変化を確認して(3-4)の変化も確認する
④ スワイショウ(2分間)行い(3-4)と(3-5)の変化を確認する
⑤ 肩・股関節・首~肘をタッチしてから(3-4)(3-5)の変化を確認する
⑥ 丹田呼吸をしてから練功十八法(後段)をする
〇取り組みの意図
・①は(3-4)(3-5)を一緒に練習することで2動作の共通する大切なところを感じてもらうために行いました。
・②と③は直線上に脚を動かす動作はどうしても足幅が狭くなり動かしている足が内側に入るので、動かす足を外側に行くように練習しました。
・④は腰の柔軟性が高まることで(3-4)(3-5)がどのように変化するのかを知ってもらうために行いました。(脚の動きに注目)
・⑤は自分の体の大きさ・関節の位置を自覚することで動作がどのように変化するのかを感じてもらいました。
・⑥は気持ちを落ち着かせてもらうために行いました。
〇まとめ
今回の教室は冒頭にも書いたように、私自身が先のことばかり考えてしまい、「今ここ」に集中できていませんでした。
そのため録画した1回目の馬歩の説明も忘れていました。
私自身も改めて「今ここ」に意識を向けることの大切さを実感した教室でした。
(3-4)と(3-5)を同時に行ったのは、どちらも正面を保つことで本来の動きや効能が生まれることを感じてもらいたかったからです。
今回の動作(3-5)も前回の(3-4)も正面を向く意識を保ち続けてください。
正面に向ける意識を保てないときは、自分の体の動かしづらいかを観察してみてください。
無理に形を整えようとせず、ゆっくりと自分の身体と対話するつもりで行ってみてください。