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2026.07.11
練功のこと

(3-6)雄関漫歩(2026/06/27)

〇教室の振り返り

 今回の教室は細かい動作の修正は抜きにして動作を覚えることを中心に教室を進めて行きました。

(3-6)は手足の動きだけではなく、重心移動も複雑なため頭で順番を憶えようとすると難しく感じる動作です。

先ずは足の運びを身体に覚えさせるように教室では(3-6)の脚の動きを何回も繰り返し練習してみました。


【動作指導】

今回取り組んだ動作は

(3-6)雄関漫歩(シオンクワンマンブ)

日本語では「堂々と歩く」という意味になります。

 

「雄関漫歩」の意味

 

雄=雄大な、力強い、堂々としている

 

関=関所、門、要所

 

漫=ゆっくりと、のびのびと、自由に

 

歩=歩く、足を運ぶ、一歩ずつ進む

 

〇雄関=簡単には越えられない雄大な関所、堅固な関門

 

〇漫歩=ゆっくり歩く、散策する、のんびり歩く

 

◎雄関漫歩

直訳すると「雄大な関所をゆったりと歩む」または

「険しい関門を堂々と越えて行く」という意味になります。

 

『雄関』と『漫歩』は対照的な言葉です。

“険しい道だからこそ、慌てず、堂々と、ゆっくり歩く”

という精神のあり方を表しているのかもしれませんし、

動作の特徴である

“胸を開く、姿勢を保ち、バランスを崩さず、ゆったりと歩く”

を表しているとも取れます。

 

【準備姿勢】

・足を揃えてつま先を正面に向けて立つ

・両手は親指を後ろにして腰におく

 

【動作の順序】

G1:左足を一歩前に出し、右足のかかとをあげ胸を張る。

重心は左足に移す。

G2:右足かかとをおろし、重心を右足に移し、右膝を曲げ、つま先をやや外側に向ける。

  上体は床から垂直になるようにし左足は前方へまっすぐ伸ばし、つま先をあげる。

G3:右膝を伸ばしてから、右足を一歩前に出して前進し、右足に体重をのせ、左のかかとをあげて胸を張る。

G4:重心を後ろにもどし、左のかかとをおろして左膝を曲げる。このとき、先ほどと同じように右足を前方にまっすぐ伸ばしてつま先をあげる。

G5:同じ位置で、右足の方へ体重をのせ、左のかかとをあげて胸を張る。

G6:重心を後ろにもどし、左膝を曲げて右足をまっすぐ伸ばしてつま先をあげる。

G7:右足を一歩後ろにもどし、重心を右足へ移動させて、右膝を曲げる。

  上体は床から垂直になるようにし、左足は前方へまっすぐ伸ばし、つま先をあげる。

G8:準備姿勢にもどる。

G1~”G8G1G8の動きを左右逆向きにして行う。

 

G1G8は音楽号令18という意味

 

〇動作中の感覚

・大腿四頭筋および下肢の関節に心地よい痛み(得気感)

 

【動作のポイント・注意点】

・ゆっくりと大地を踏みしめながら堂々と歩くイメージで行う。

・膝を曲げて体重をかけたとき、まっすぐ下に落とすこと(左右にブレない)

・胸を張って、腰が前や後ろに出ないように、常に身体が床に対して垂直になっているように意識する。

・軸足のつま先はやや外側に向ける。

 

【適応症】

・足や腰など下肢関節の老化防止

・腰のゆがみ

・慢性腰痛

 

【教室での取り組み】

 ①(3-6)の脚の運びを覚えるように練習する。※足が内側に入らないように意識して脚を動かす。

②スワイショウ(2分間)行い、その後に(3-6)が変わったかを確認する。

③推掌(1人推掌→2人推掌)を行い、その後に(3-6)が変わったかを確認する。

④丹田呼吸を行い、その後に中丹田・下丹田を意識して(3-6)を行い丹田を意識しているときと意識していないときの違いを感じる。


〇取り組みの意図

 ・①は冒頭述べたように身体に覚えさせるように繰り返しの練習を行いました。

・②③は脚の柔軟性と力強さが高まることで(3-6)にどのように影響するかを感じてもらいました。

・④は中丹田と下丹田を意識することで、自分の姿勢の変化を感じてもらうために行いました。

※下丹田の上に中丹田が載ることで、身体が前屈みになりにくくなります


〇まとめ

毎回(3-6)の教室は動作を覚えるだけで終わってしまいますが、何事も動作を覚えることからはじまります。

そこから色々な疑問、興味が湧いてきて上達にも繋がって来ます。

先ずは動作を覚えることからはじめましょう。

覚える練功と覚えてからの練功では面白さが違います。



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