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2019.09.24
練功のこと

反省しました…(9月21日の教室)

9月21日(土)の~気の体操教室~かしまだ練功クラブ

今回の教室は3連休の初日の所為か参加者の少ない教室でした。
久し振りに参加者の少ない教室でしたが、私自身はたいへん勉強になった教室でした。

今回の教室では練功十八法(3-6)『雄関漫歩(シオンクワンマンブ)』に取り組みました。
臀部、脚の6番目の動作で日本語訳は「堂々と歩く」です。
脚に負荷を掛かることで背筋がネコ背になりやすい動作なので「堂々と歩く」といった動作名になったのかもしれませんね?

~動作の目的~
○ゆったりした気持ちで胸を張り足を交互に踏み出すことで
・足の関節や筋肉を鍛える
・老化を予防する
・腰、肩、首を調整する作用がある

~動作の手順~
・準備姿勢
両足を揃え、つま先を正面に向けて立つ
両手は虎口(フウコウ)で腰に置く
①左足を一歩前に出し右踵を上げ、胸は張る、重心は左足に移す
②右踵を下し、重心を右足に移し右膝・股関節を曲げ右つま先は外側
上体は床から垂直にして左足は前方へまっすぐに伸ばしつま先は上げる
(以下①②の動きを虚歩)
③右膝を伸ばし右足を一歩前に出して、左足で虚歩
④同じ位置で右足へ体重をのせ左踵をあげて胸を張る
⑤重心を後ろにもどし重心を右足に移動させ右足で虚歩
○準備姿勢にもどり、右足から踏み出し①~⑤を左右逆向きで行う

~動作のポイント~
・ゆっくりと大地を踏みしめながら堂々と歩くことをイメージして行う
・股関節と膝を曲げて体重を掛けるとき、まっすぐ下に落とす
・腰が前や後ろに出ないようにして常に体が床に対して垂直になるようにする
・胸を張って行う

~適応症~
・下肢関節の衰え
・腰の歪み
・慢性腰痛

~教室での取り組み~
今回の『雄関漫歩』も先週の『胸前抱膝』に引き続き左右での動きの差が大きく見られました。
片脚に重心を掛けて行う動作は体の歪みが動作に出やすいものです。

 

写真は右足の虚歩と左足の虚歩です。
写真を撮った距離が違うので少し分かりづらいですが左の膝を曲げた虚歩のときの方がお尻が外側に出ているように見えました。
腰の歪みを矯正するならば両脚共に外に出ないようにまっすぐ下さなくては調整できないと考えられます。
教室では腰が緩むようにスワイショウと1人のトイショウの動き練習することで腰が緩むように取り組んでみました。
スワイショウとトイショウのあとは、効果はあらわれ矯正されていたと感じられました。
今回の教室では効果があらわれたことよりも、この動作では外側に出てしまう方のお尻の方が腰の状態が良好な側だったと気付きました。
今回は人数が少なく余裕があったからだと思います。
今まではバランスを整える(効果を出す)ことだけを考えていたので、なぜそのようになっているかまでは気にしていなかったようです。(反省)
腰が固くなっている側を動かすときに伸ばしている足に余分な力が入り(特に内腿)身体が回転してしますようです。
これからも詳しく観察して行かなくてはイケない題材だと思いました。

次回の教室は『臀部、脚の6動作』の復習・まとめです。







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