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2019.12.08
練功のこと

季節の変り目だから(12月1日の教室)

12月の日曜日教室 ~気の体操教室~かしまだ練功クラブ

今回の日曜日教室は、『内臓強化の動作』を選んで教室を進めて行きました。
参加者の体調とは直接は関係はありませんが、季節の変わり目は内臓の機能も弱り体調を崩しがちになります。
今年の冬のように気温が乱高下して体調が整わないときは『内臓強化の動作』をするが良いかと思い選びました。

~12月1日の教室内容~

♪練功十八法(前段)を音楽を掛けて行う。

○体のチェック(正座&馬歩)

○モウバンゴン 
・股関節の高さを変えないで体重移動ができるように修正しながらモウバンゴンを行う。

♪練功十八法(後段)を音楽を掛けて行う。

①(6-1)『摩面揉谷』モオミエンロウグウ 日本語訳「顔を擦り、ツボをもむ」
・顔のツボの名前を言いながら順番に押したり擦ったりして、刺激する順番とツボの名前を覚えた。
☆顔の緊張を取りリラックスすることで、副交感神経が優位に立ち内臓が動き始めます。

②(6-2)『按摩胸腹』アンモシヨンフウ 日本語訳「胸部、腹部のマッサージ」
・動作を行う前に馬歩をチェックして『按摩腹胸』を行い、馬歩の変化を見る。
『按摩腹胸』のときは内臓を温めるイメージと疲れて下がった内臓を上げるイメージで行いました。
内臓が緩み温まることで、動きに変化が見られるか感じてもらいました。
☆(6-1)(6-2)の動作をしているときに、私も含め参加者の皆さんよくお腹が鳴ります。
恥ずかしがる人もいますがカラダ的には良いこと気にせず動作を続けて下さい。

③(6-3)『梳頭転腰』シュウトウズアンヤオ 日本語訳「髪を梳き、腰をまわす」
・はじめに全員で『梳頭転腰』をしてもらい、そのあとで「脚のマッサージ」を行う、そのあとまた『梳頭転腰』をしました。
脚が柔軟になることで、どのような変化が動作に表れるかを感じてもらいました。
脚が柔軟でないと腰も回らないことを体感しました。
☆腰が回るとツボを刺激する感じも変わって来ます。

④(6-4)『托掌提膝』トウザンテイシ 日本語訳「天を支え、膝をあげる」
・はじめに全員で『托掌提膝』を行う、そのあと「壁を使って立ったままで腕立て伏せ」を5回行う、そのあとまた『托掌提膝』を行いました。
肘をしっかりと伸ばすことを体に覚えさせ、不安定な片脚立ちの状態を手で支えられるということを体感してもらいました。
・2回目の『托掌提膝』のあとに(6-5)『転腰俯仰』をしてもらい、そのあとまた『托掌提膝』をして変化を感じてもらいました。
『転腰俯仰』は前後・左右・上下の3つ軸が整う動作だと考えています。
軸が整うことでどのような変化が動作に表れるかを体感してもらいました。

⑤(6-5)『転腰俯仰』ズアンヤオフヤ 日本語訳「腰をまわし、前後に倒す」
・『転腰俯仰』をして、そのあと『托掌提膝』をして変化を見ることで動作の効能を考えてもらいました。

○練功後の体(正座&馬歩)の変化をチェックしました。

~今回の教室指導のポイント~

日曜日教室はその日の参加者の体調に合わせて動作を選ぶ教室です。
参加者の体の歪みの傾向を見て動作を決めるので、『首、肩』『背中、腰』『臀部、脚』の動作はよく選ぶのですが
なかなか『内臓強化の動作』を選ぶことはありませんでした。
日曜日教室も長年開催していますが、今までに『内臓強化の動作』を日曜日教室で指導したのは2回だったように記憶しています。
たぶん、お正月明けで皆さん食べ過ぎで胃が疲れているという理由で何年か前に指導したことは記憶しています。
次回の日曜日教室が正にお正月明けで『内臓強化の動作』には持って来いの日曜日教室だったかもしれませんね。
ブログを書いていて気が付きました。(泣)
原因が分からない、体のだるさ・やる気が出ない・回復力がないときなどは
今回の教室のように内臓からアプローチするのも回復へ導く1つの手段だと考えています。
原因の分からない体調不良のときは、『内臓強化の動作』を是非お試し下さい。
私もこの時期は『内臓強化の動作』が含まれるので練功十八法の後段を好んでやっています。


次回の教室は12月14日(土)にカトリック鹿島田教会で午後7時から行います。
今回の教室では練功十八法(4-6)『四面踢○』スウミエンテイジエン 日本語訳「四方へ向かって羽根を蹴る」を中心に教室を進めます。
※○は日本の常用漢字にはないので○にさせてもらっています。m(_ _)m


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