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2026.08.17
練功のこと

(4-3)上下疏通(2026/08/08)

〇教室の振り返り

 

今回の教室は参加者の全員が右に傾いて馬歩をしていましたので、

いつもと少し内容を変えて『土台作り』と『動作指導』を分けて行ってみました。

土台作りをはじめに行い、身体の歪みを整えることを意識してから動作の学習に取り組んでみました。

4-3)は身体の軸が重要なので、動作指導の前に土台作りを行っておいたことは結果的に良かったと思いました。

 

【動作指導】

 

今回取り組んだ動作は

(4-3)上下疏通(シヤンシアシユウトン)

日本語では「身体の上下の通りをよくする」という意味になります。

 

「上下疏通」の意味

 

上=上、上方、高いところ、上半身

 

下=下、下方、低いところ、下半身

 

疏=通りをよくする、滞っているものを通す、ほぐす

 

通=通る、通じる、滞りなく流れる

 

〇上下=文字通り『上と下』

 

○疏通=滞りなく通じること、お互いにつながりを持たせること

※日本では「疎通」が使われる。同じ意味

  

◎上下疏通

直訳すると「身体の上下の通りをよくする」または「上と下を疎通させる」という意味になります。

 

 

【準備姿勢】

・両足は肩幅に開き、つま先を正面にして立つ。

・両手を空拳にして腰に置く。

 

【動作の順序】

G1:右手を上にあげ、空拳を開いて托掌にする。目の動きを追って上を向く。

 

G2:伸ばしている腕を軸に、上体を約90度左にまわす。

 

G3:右手を左肩から側面にそって左足首の外側までおろし、

手で両足の甲を撫でるようにして右足首の外側におく、掌を前方に向ける。

 

G4:上体を起こしながら準備姿勢にもどる。

 

G5G8G1G4の動作を左右を逆にして行う。

 

G1G8は音楽号令18という意味

 

〇動作中の感覚

・肩、背中、腰、足首に気持ちの良い引っ張られる感覚(酸脹感)

 

【動作のポイント・注意点】

・肘が曲がったり、腹が前に突き出ないようにする。

・手をあげて上体をまわすときに手の軸が動かないようにする。

・手をおろすとき、肩の側面までしっかりまわす。

・動作中に足が開きやすいので注意する。

・血圧の高い人や頭を下げるとめまいのする人はG3G4の動作で頭を無理に深く下げないようとしないでゆっくり体を起こしましょう。

 あ

【適応症】

・肩、背中、腰、下肢関節の痛み&だるさ。

 

【教室での取り組み】

①土台作り→スワイショウ(2分間)→7秒下げ止め上げ馬歩→磨盤功(2分間)→7秒下げ止め上げ馬歩を行う。

②(4-3)の動作確認と練習

③足指・足首回し&セルフマッサージのあとに(4-3)の変化を確認する。

④パートナーが肩関節・股関節・首~肘をタッチしてから(4-3)の変化を確認する。

6-2)をしてから(4-3)が変化するかを確認する。

 

〇取り組みの意図

・①は身体の歪みを整えるために行いました。

・②は(4-3)を覚えるため

・③は下肢の柔軟性を高めることで(4-3)の動作が動きやすくなるかを確認してもらう。

・④は肩関節・股関節などを触れてもらうことで、自分の身体(胴体)の大きさや関節の位置を自覚し、身体の軸がどのように変化するかを確認してもらいました。

・⑤お腹がリラックスすることが体の動きに影響があるかを感じてもらう。

 

〇まとめ

今回の教室では冒頭に述べたように、教室はじめの馬歩チェックで

参加者の皆さんの馬歩が右へドンドン傾いて行ったので、土台作りから入ったのですが結果的に良かったと思いました。

4-3)は手足だけを動かして形を作るのではなく、体幹から動かし、そこから手足を遠くへ伸ばすことで身体の上下に気を通して行く動作です。

はじめに土台作りをしたことで、気を通すという目的は果たしやすかったのでないかと思いました。

教室では触れませんでしたが、動作に少し余裕が出てきたら手の指先と足裏まで意識を向けて行ってみてください。

体幹から手足の末端までがひとつにつながって動いていることを感じられると「上下疏通」という動作の意味も少し違って感じられるかもしれません。


 

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