

〇教室の振り返り
今回も参加者の人たちは腰の歪みが強く馬歩が傾いていました。
前回同様にはじめに土台作りをしてから動作の学習に入って行きました。
ここのところの天候不順や災害続きなどによる心身の緊張も、無関係ではないと感じています。
【動作指導】
今回取り組んだ動作は
(4-4)転体回頭(ズアンテイホエイトウ)
教科書の日本語では「身体をまわし、後ろを向く」という意味になります。
「転体回頭」の意味
転=回る、向きを変える、転じる
体=身体、胴体、体幹
回=回す、向きを変える、振り返る
頭=あたま、頭部、首から上
〇転体=身体をまわす、体の向きを変える
○回頭=頭をまわす、頭を振り向かせる、振り返る
◎転体回頭
直訳すると「身体を回転させ、頭をまわす」という意味になります。
【準備姿勢】
・両足は肩幅2倍に開き、つま先を正面に向けて立つ。
・両手は空拳にして立つ。
【動作の順序】
G1:右足を内側へ45度まわし、左足のつま先を外側へ150度まわす(上体は左方へまわす)
G2:左足の膝を曲げて左弓歩になる。
G3:右手を開きながら手のひらを前方へ向け、左の肘を後ろへ引く(右腕と右足が平行になるようにする)顔は後ろを向く。
G4:準備姿勢にもどる。
G5~G8:G1~G4の動作を左右を逆にして行う。
※G1~G8は音楽号令1~8という意味
〇動作中の感覚
首、肩、腰、大腿四頭筋、四肢関節に心地良い痛み(酸脹感)
【動作のポイント・注意点】
・弓歩(ゴンブー)のとき、後ろの脚をまっすぐ伸ばし、かかとをあげないようにする。
・伸ばした腕の手首をしっかり曲げ、指を立てて前方に押しだす。
【適応症】
・四肢関節の痛みとしびれ
・首、腰、背中のコリや痛み
【教室での取り組み】
① 土台作り
馬歩7秒下げる・止める・上げる(5セット)
スワイショウ(2分間)
馬歩7秒下げる・止める・上げる(3セット)
モウバンゴン(2分間)
②(4-4)転体回頭の確認・練習
③ 足指回し、足首回し&セルフ脚マッサージのあとに(4-4)の変化を確認する。
④ 肩井(肩上)・膏肓(肩甲間部)を叩き按摩のあとに(4-4)の変化を確認する。
⑤ 肩関節・股関節・首~肘をパートナータッチのあとに(4-4)の変化を確認する。
〇取り組みの意図
・①の土台作りは体が傾いたまま動作を学習しないため。(身体の不調に繋がる)
・②は現在の(4-4)の状態を確認し、動作を練習しました。
・③も下半身の柔軟性を高めることでの土台作り(4-4)の動きの向上に繋がるかを見る。
・④肩こり・消化器の緊張を緩和させることで(4-4)の動きの向上に繋がるかを見る。
・⑤自分の身体のサイズを覚えることで(4-4)の動きの向上に繋がるかを見る。
〇まとめ
冒頭述べたように今回の教室も前回の教室同様に『土台作り』から入って行きました。
私見ですが、天候不順、災害などの情報が入り続けていることで身体が緊張し自律神経の働きにも影響しているように感じられます。
今回はそんなことも考えながら、いつも以上に『土台作り』を大切にして教室を進めました。
(4-4)転体回頭は、ただ首だけを回して後ろを見る動作ではありません。
足元が安定し、体幹が回り、その延長として頭が回って行きます。
土台が安定しているからこそ、身体が無理なく回ります。
今回の教室では、そんなことも感じていただけたらと思いました。