

教室の振り返り
今回の教室で指導したのは(4-5)左右蹬腿でした。
左右の脚を交互に上げて体の前方にかかとを押し出して行く単純な動作ですが、いざ行うと奥の深い動作です。
片脚立で身体が安定しないと中途半端に脚を上げたり曲げたり伸ばしたりすることになります。
動作中に自分の姿勢が安定しているか感じながら(4-5)の形を作るように心掛けました。
今回の教室では足の上げ方と膝の裏の伸びに注目して行いましたね。
【動作指導】
今回取り組んだ動作は
(4-5)左右蹬腿(ズウオヨウドントエイ)
日本語では「左右の脚を押し出して伸ばす」という意味になります。
「左右蹬腿」の意味
左=ひだり、左側、左方向
右=みぎ、右側、右方向
蹬=足を押し出す、脚を伸ばして押し出す
腿=脚、太腿、下肢
〇左右=文字通り『左と右』または『両側』
○蹬腿=『脚を押し出して伸ばす』『脚で押し出す』
◎左右蹬腿
直訳すると「左右の脚を押し出す」、動作としては「左右交互に踵を押し出して脚を伸ばす」という意味になります。
【準備姿勢】
・両足は肩幅に開き、つま先は正面に向て立つ。
・親指を後ろに向けて両手を腰に置く。
【動作の順序】
G1:左膝を90度まで上げ、右足の前方へ左の踵をゆっくり押し出す。
G2:左膝を一旦90度あげてから左足をゆっくりと下げ準備姿勢にもどる。
G3~G4:G1~G2を右足で行う。
G5~G8:G1~G4を繰り返す。
※G1~G8は音楽号令1~8という意味
〇動作中の感覚
・脚の後ろ側(とくに膝の裏・アキレス腱)に気持ちの良い伸ばされる感覚(酸脹感)
【動作のポイント・注意点】
・脚の後ろ側を伸ばすように、踵から蹴りだしながら、つま先を自分の方へ向ける。
【適応症】
・膝関節の痛みやだるさ。
・腰のだるさや疲れ。
・下肢の筋力・柔軟性を高める。
【教室での取り組み】
T1:現在の(4-5)の状態を確認した。
T2:モウバンゴン(2分間)をしてから(4-5)の変化を確認しました。
T3:足指・足首回し&セルフ脚マッサージのあとに(4-5)の変化を確認しました。
T4:パートナーに肩関節・股関節・首~肘を触ってもらい、自分の身体の大きさを自覚する。その状態で(3-1)を行ったあとに(4-5)の変化を確認しました。
T5:7秒で“下げる・止める・上げる”馬歩(4回)を行いました。
〇取り組みの意図
・T1では“膝の上がり具合”と“膝の裏の伸び(張り)”を見ました。
・T2では脚の動きが充実する(力がつく)ことで(4-5)の動きにどのような変化があるかを見ました。
・T3では、足指・足首や脚をほぐすことで(4-5)の動きにどのような変化があるかを見ました。
・T4では自分の身体の大きさや関節の位置を自覚してから(3-1)を行い脚の柔軟性が高まることで(4-5)の動きにどのような変化があるかを見ました。
・T5の7秒馬歩は(4-5)をより有効にするというよりは、左右のバランスを整えるために行いました。
〇まとめ
はじめは膝を伸ばしたときの膝裏が気持ちよく伸びる感覚を作れませんでしたが、指導を進めるうちに皆さん気持ちの良い伸びる感覚が作れるようになりましたね。
今回の(4-5)の指導は脚が充実(柔軟性を高める・脚力をつける)することで動作の質を高めるように指導してみました。
(4-5)で腰、膝、足首(アキレス腱)に柔軟性が生まれることで、上半身に余分な力が入らなくなり全体も整っていくように感じました。
今回は体幹を意識した指導には触れられませんでしたが、次回は体幹を意識することも含めた指導ができればと考えています。