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2019.09.16
練功のこと

からだの歪みを調整して(9月14日の教室)

9月14日(土)の~気の体操教室~かしまだ練功クラブ

毎日、気温が乱高下して体調を崩しやすい日が続いています。
今週は台風も関東に直撃し大変でした。

そんな中、9月14日の教室では練功十八法(3-5)『胸前抱膝(シオンチエンパオシ)』に取り組みました。
臀部、脚の5番目の動作で日本語訳は「胸の前で膝を抱く」です。
片脚立ちになり、臀部の筋肉をストレッチする不安定になりやすい難しい動作です。

~動作の目的~
・下半身の鍛錬
・足腰をゆるめ、股関節を柔軟にする
・平衡感覚を養う

~動作の手順~
・準備姿勢
両足を揃え、つま先を正面に立つ
両手は自然にたらす

①左脚を握り拳1個分開けながら前に1歩踏み出し右踵をあげます
同時に手のひらを向かい合わせにして両腕を前から上に上げる
顔は上に向け胸を張ります。

②両腕をからだの両側からおろしながら右膝を上げて行き、両手でしっかりと胸の前で抱えます
顔は正面を向き右足を抱える手は右が下になります
左脚はまっすぐに伸ばし立つ

③右脚をもとの位置へおろしながら両手を①と同じようにあげて①の姿勢にもどる

④準備姿勢にもどり、右脚を1歩前に出し左膝を抱えるバージョンを行います。

~動作のポイント~
・抱えた膝の方の臀部をストレッチ(伸ばす)する
動作が不安定になったり、動作中にからだが歪んでしまったりすると臀部が伸ばせません
動作が安定し、からだが歪まない動作が出来るように練習して行きます

~適応症~
・臀部、脚の重だるい痛み
・足の屈伸機能の障害

~教室での取り組み~
練功十八法(3-5)『胸前抱膝』はからだの歪みが出やすい動作です。
そのことで動作は不安定になります。
右左で動作のデキが変わってしまう動作でもあります。

 

左側の脚を抱えて動作(向かって右写真)をしているときは比較的安定しているように見えますが
右脚を抱えて動作(向かって左写真)をしているときは膝を身体の中心に持って行けず外側に向いているように見えます。
そして右脚を抱えた動作は肩に力が入っていることが分かります。
※右脚を抱えた動作の写真は写真自体も少し斜めにはなっていますが、肩と膝に注目して見ると違いが分かると思います。
今回の教室では体幹の「前後」「左右」「上下」の3つの軸を整え、からだの歪みを調整することで動作の変化を見て行きました。
皆さん、体幹を意識することで意識していなかったときよりも安定したように見られました。
本来は(3-5)『胸前抱膝』を繰り返し行い練習し動作を安定させることでからだの歪みが整えられます。
教室では動作の変化を見るために先に歪みを調整しましたが繰り返し練習して得られた安定した動作は歪みの少ないからだを作ってくれます。
1人での練習は安定が得られるように繰り返し練習して下さい。

但し、やり過ぎには注意です。










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