9月28日(土)~気の体操教室~かしまだ練功クラブ
9月28日の教室は前回の教室で3組臀部・脚の動作が6動作まで終えたので、臀部、脚の6動作の復習でした。
臀部・脚の動作は私のような体の固い人にはとてもつらい動作だと思います。(泣)
実際25年以上、練功十八法をしていますが臀部・脚の動作だけは全然上達していないような気がしています。(・・;)
今回の教室での動作の指導のポイントと今回の教室の流れをご報告します。
○はじめに練功十八法(前段)を音楽に合わせて行いました。
○ヨガマットに正座しての『からだのチェック』と『馬歩のチェック』
①『左右転膝(ヅウォヨウズワンシ)』日本語訳「膝の回転」
~今回の指導ポイント~
・動作中に骨盤が左右に振られてしまうので、動作中にお臍が正面を向いているようにする
②『仆歩転体(プブズアンテイ)』日本語訳「仆歩にして体をまわす」
~今回の指導ポイント~
・仆歩を作った際に臀部の左右の高さが変わってしまうので平行にする
・仆歩を作ったときにお臍が正面に向いていないので、お臍が正面に向いた仆歩作り
○馬歩のをチェック
・2動作やったところで馬歩の変化を見る
③『俯蹲伸腿(フウトンシエントエイ)』日本語訳「膝を屈伸させ下腿をのばす」
~今回の指導ポイント~
・動作はじめの前屈の際に頭の方向がまっすぐか確認、左右どちらかに寄っている場合はまっすぐにする
・腰を踵へ降ろして行くときにまっすぐ踵へ向かっているかを確認し左右どちらかによる場合はますっぐにする
④『扶膝托掌(フウシトウオザン)』日本語訳「膝を支えて手をかざす」
~今回の指導ポイント~
・馬歩を作るとき膝から動かし馬歩を作ってしまっていて股関節が使われていない、股関節から動かし馬歩を作るようにする
・股関節の動きと腕の動きを合わせるように行う
○2動作が終わって馬歩の変化を確認したいところでしたが時間が無かったのでスルー‼
⑤『胸前抱膝(シオンチエンパオシ)』日本語訳「胸の前で膝を抱く」
~今回の指導ポイント~
・足を1歩前に出したときに腰が左右どちらかに寄ってないかを確認、左右どちらかに寄っているようならお臍を正面に向けて動作をするように意識する
⑥『雄関漫歩(シオンクワンマンブ)』日本語訳「堂々と歩く」
~今回の指導ポイント~
・動作中の足の運びで足が重なって(内側に入って)いないかを確認、重なる場合は握り拳1個分左右の足の間隔を開けるようにする
・股関節、膝を曲げている方の脚の臀部と踵が一直線上にあるかを確認(すぐに修正できるものではないので状況確認のみ)
○『馬歩』と『ヨガマットで正座しての体のチェック』で体の変化を確認
今回の教室はこのような感じで進めて行きました。
臀部・脚の動作は本当に難しい動作だと思います。
何が難しいかというと動作をする際に自分の姿勢を保つのが難しいのです。
すべての動作に~今回の指導ポイント~を記載しましたが、
ほぼすべての動作で「お臍を正面に向ける」「腰(骨盤)が左右どちらかに寄る」と書きました。
これは動作中に中心線(軸)が崩れてしまうということです。
脚力と一緒に体幹も鍛えなくては中心軸は作られないと考えられます。
取り敢えずは不安定な動作を安定するまで繰り返し練習することが脚力と体幹を鍛えることになります。
不安定な自分と向き合って練習するのは大変なことですが、練習しないと変わらないことも事実です。
自分で「やるか」「やらないか」を選ぶだけですね!
次回の教室は10月6日(日)に幸スポーツセンターで10月日曜日教室を行います。