10月の日曜日教室 ~気の体操教室~ かしまだ練功クラブ
今回の教室報告はだいぶ遅れてしまいました。m(_ _)m
10日以上遅くなってしまいました、その間に台風19号もありました。
被害にあった方には、早い復興をお祈りしています。
私の自宅も多摩川に近いので恐怖と不安で12日(土)は右往左往していましたが、何とか浸水もなく無事で済みました。
少し早い判断かなと思っていましたが、木曜日の時点で12日(土)の教室を中止にして良かったと思いました。
当日まで判断を引っ張っていたら、余裕がなくまともに連絡出来ていなかったかもしれません。
12日(土)の日はこのブログを書いたり、普段できない事務仕事をしようと考えましたが台風情報に振り回され落ち着かず何もできませんでした。
気が上がってしまっていたようです。
こんなときほど本当は練功をすると良いのでしょうが、それも出来ませんでした。
今回は私の周辺はそれほどひどい状況ではなかったので何とかなりましたが、ひどい状況だったらとんでもないことになっていたのかもしれませんね。
まだまだです。(T T)
それでは10月の日曜日教室の報告をさせてもらいます。
今回の日曜日教室に参加して下さった方々は、全員が肩の左右のバランスが悪く、動かすと痛みが発生する方もいました。
そこで今回の教室では馬歩で動作の土台を作り、練功十八法(第1組)首肩の動作で肩の動きを良好にするように努めてみました。
♪練功十八法(前段)を音楽で行う。
・お知らせ「1月まで会場は確保してある」など
○からだのチェック(正座にて)・馬歩のチェック⇒iPadにて撮影
①(1-1)『頸項争力』ジンシアンヂェンリィ日本語訳「首の力くらべ」
・全員で『頸項争力』の動作のやり方を確認して一人一人の動作を見て上達度を見る。
・部屋の角に立ち、部屋の角を自分の中心に置き馬歩を3回行う。
・馬歩あとの『頸項争力』の変化を一人一人確認する。
☆ここでのポイントは首の動きに上体が揺らがないです。
②(1-2)『左右開弓』ヅウオヨウカイゴン 日本語訳「左右に弓を引く」
・全員で『左右開弓』の動作のやり方を確認する、一人一人の上達度を見る。
・部屋の角に立ち、部屋の角を自分の中心に置き馬歩を3回行い、3回目の馬歩で馬歩の姿勢を30秒間保つようにする。
・馬歩あとの『左右開弓』の変化(やり易さ)を確認する。
☆ここでのポイントは手の動きと大胸筋の関係と動作中に重心が後ろに行かないようにするです。
③(1-3)『双手伸展』シュアンショウシェンヂャン 日本語訳「両手を伸ばす」
・全員で『双手伸展』の動作のやり方を確認する、一人一人の上達度を見る。
・負荷の少ない馬歩をしながら『双手伸展』を練習しました。
※手を伸ばして行くときに馬歩をしている股関節が前や上へ動かないかをチェックしながら練習
・練習あとに『双手伸展』の変化(やり易さ)を確認する。
☆ここでのポイントは軽く馬歩を行いながら『双手伸展』を行うことで、動作中に手の動きは上へ重心は下へに行くことが良好な動作であることを感じてもらいました。
④(1-4)『開闊胸○』カイクウォションファイ 日本語訳「胸を広げる」
・全員で『開闊胸○』の動作のやり方を確認する、一人一人の上達度を見る。
・椅子に座って『開闊胸○』を行う練習をする。
※足幅は肩幅を保って行い、椅子に座ることで動かない下半身と腕の動きの影響を受ける上半身を感じながら練習する。
・練習あとに『開闊胸○』の変化(やり易さ)を確認する。
※『開闊胸○(ファイ)』の部分の漢字は常用漢字にはなく○で表記しています。小(へん)に不(つくり)の字です。
☆ここでのポイントは動く上半身と動かない下半身の感覚を体に覚え動作をしてみました。
⑤(1-5)『展翅飛翔』ヂャンチフェイシャン 日本語訳「翼を広げてはばたく」
・全員で『展翅飛翔』の動作のやり方を確認する、一人一人の上達度を見る。
・自分の周り気(空気)を手のひらで感じ、手のひらで気を感じた状態で『展翅飛翔』を練習する。
・練習あとに『展翅飛翔』の変化(やり易さ)を確認する。
☆ここでのポイントは自分の周りに目には見えなくても『何かある(気)』ことを感じてもらうように練習をしてみました。
※このエクササイズは感じても感じなくてもOKです、共有しても共有しなくてもOKです、今の自分に自分が気付くためのエクササイズです。
○馬歩のチェック・正座にて体のチェック(iPadにて撮影)
時間が無くなり首肩の動作を1つ残して教室を終わりました。
身体の変化を撮影した写真は載せませんが、皆さん身体が良い方向に変化したように感じました。
首肩の動作は見た目は簡単に見えますが、効果を得ようと思って行うとどれも難しい動作です。
しかし基本を体に覚えさせて行くにあたっては、どれも絶好の動作です。
真摯に取り組めば取り組むほど、首肩の動作だけではなく他の組の動作にも繋がって行くので真摯に取り組んで行って下さい。
少し開いてしまったので記憶違いな点もあるかもしれませんが、ご了承ください。m(_ _)m
次回の10月19日(土)は練功十八法(4-1)『馬歩推掌』マブトウイザンです。
日本語訳は「馬歩を両手のひらを押し出す」
次回も土台作りと腕の動きの関係になってしまいました。