~ 個別指導やってみました ~
3月1日(日)の3月日曜日教室を最後にずっと教室はお休みになってしまいましたね。
今回のブログの記事は火曜日(4/7)に『緊急事態宣言』が出ましたが、その前の土曜日(4/4)に行った個別指導の報告です。
今の状況と少し温度差があり違和感があるかもしれませんが、そこはお許し下さい。m(_ _)m
【個別指導開催日時】
4月4日(土)17:00~17:50(正確には16:52~17:47)
指導動作:拉弓射箭(ラアコンシャゼン)
・はじめにマスクの着用とアルコール消毒液で手の消毒の確認
・正座での体の歪みチェックと馬歩の状態をチェック
・音楽を掛けて『練功十八法(前段)』を行う。
・体が硬くなっているので『磨盤功を往復10回』行う。(首肩コリのチェック)
・それでも固いので音楽を掛けて『練功十八法(後段)』を行う。(首肩コリのチェック)
・受講者に質問
Q:一人で練功をしていて『わからないこと・困ること』は?
A:今回受講して下さった方は一人練功していると『右手の虎口(フウコウ)が作り難い』とのこと
Q:どんな動作で感じますか?
A:垃弓射箭(ラアコンシヤジエン)
○上記のやり取りを経て今回指導する動作は(5-2)拉弓射箭に決まりました。
・ラアコンシヤジエンをしてもらう。
①右手の虎口の状態を確認 ⇒ 右の肩に力が入りやすく虎口が作り難いと感じられる
②なぜ右の肩に力が入りやすいのかをラアコンシヤジエンをしてもらい考える。
⇒ 馬歩を作るときに後ろに重心が行ってしまう不安定を腰と肩を緊張させて馬歩の姿勢を作ろうとするために虎口が作り難くなると感じられる。
・馬歩の重心を修正(1分間馬歩を2回・椅子に座って重心を変えない様にスクワット5回)
※ラアコンシヤジエン(馬歩)の修正の間は『首肩コリのチェック』を行い、体の変化をチェックしながら指導を進めました。
○馬歩に上半身を載せれるようになったところで、約50分だったので馬歩の変化と正座にて体の変化を診て終了しました。
※新型コロナウイルスの騒ぎがはじまってから、首肩のコリが酷くなっている方が多く診られます。
普段と違う生活からの緊張やマスクの長時間の着用など色々と原因はあると思います。
馬歩と合わせて首肩の動作を行うのは時間がない人には健康維持に有効な練功方法だと考えます。
私の場合は現在は後段を行うようにして、免疫力UPのために内臓を動かし温めるようにしています。
~ 個別指導で気を付けたこと ~
○受講者、指導者共にマスクを着けて行う。
○向い合って正面では話さない。
※飛沫感染を防ぐため上記のことを行いました。
○練功十八法の前に手指の消毒を行う。
※後段は顔を触ります、自宅での練功の際も練功十八法前に手指を消毒することをお勧めします。
今回、個別教室をしてみて感じたことは、新型コロナウイルスの治療が確立されるまではこのような形でしか気功体操の指導はできないのかなと感じました。
例えソーシャルディスタンシング(感染防止のための物理的な距離)を取ったとしても、複数人が集まり30分以上同じ場所で運動することは感染のリスクが高いと考えられます。
少し教室のお休みが長くなりそうですが、自宅で自分で練功を続けて煮詰まりましたら個別指導を検討すると良いのではないかと思います。
ご承知の通り個別指導も絶対に安全だとは言い切れませんので検討して必要だと思いましたらお申込み下さい。
しばらくはそういった気功指導が主流になると考えています。
~ 個別指導について ~
【場所】本間鍼灸院 応接室
【時間・料金】¥3,500(50分)
【内容】1対1での練功指導(受講者のリクエストに対応又は必要な動作を指導)
【持ち物】マスク・運動のしやすい服装(上履きは必要ありません。)
【受講条件】かしまだ練功クラブを受講したことがある方
【期間】緊急事態宣言後(5/7以降)から教室が再開するまで
興味のある方はお問い合わせ下さい。